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MISC
タイトル
E-048 トルファンマニ文字コードとグリフのデザイン(言語分析・多言語,E分野:自然言語・音声・音楽)
タイトル(英)
E-048 Design of Turfan Manichaean Character Code and Glyphs
参照URL
https://researchmap.jp/mikami_yoshiki/misc/35478741
著者
ウメルジアン ウスマン,中平 勝子,三上 喜貴,山田 耕一
著者(英)
Omarjan Osman,Nakahira Katsuko T.,Mikami Yoshiki,Yamada Koichi
担当区分
概要
トルファンは、中央アジアの天山山脈の東南にあった古代国名であり、トルファン盆地はトルファン国の一部であった。トルファンウイグル王国と呼ばれる。トルファンウイグル王国の言語は古代チュルク語(英:Old Churuk Language)である。紀元1世紀から7世紀までにトルファンウイグル王国で国字として使われていた文字は、トルファン文字と呼ばれている。マニ教(Manichaeism)の貴重な資料がトルファン文字で記録しているため、トルファンマニ文字とも呼ばれており、ウイグル族以外にウズベク(Uzbek)、タタール(Tatar)、キルギス(Kirghiz)、カザフ(Kazakh)、サラル(Salar)、ノガイ(Nogai)語系の民族もトルファンマニ文字を使った記録事がある。トルファンマニ文字は8個の大母音字、8個の小母音字、24個の大子音字、24個の小子音字、2個の分音記符号、7個の句読点記号、10個の数字から構成されている。トルファンマニ文字で書かれた文献作品は、現在各国の博物館と大学に所蔵されている。しかしながら、トルファンマニ文字コード表は国際標準であるISO/IEC 10646及びUnicodeに含まれておらず、貴重な古代文献資料の電子的手段による流通の障害となっている。文字名に関する国際標準ISO/IEC 15942にもトルファン文字の名前は登録されていない。マニ文字コード表がISO/IEC JTC1/SC2に提案されているが、その文字コード表にトルファンマニ文字は含まれていない。本研究では、ドイツの調査隊が20世紀初頭にトルファンで発見した資料から字形を抽出し、文字コード国際規格の基本的な原則であるコード=グリフ分離原則に従って、トルファンマニ文字の文字コード表とグリフ表のデザインを行った。その現状を報告する。
概要(英)
出版者・発行元
FIT(電子情報通信学会・情報処理学会)運営委員会
出版者・発行元(英)
Forum on Information Technology
誌名
情報科学技術フォーラム講演論文集
誌名(英)
10
2
開始ページ
327
終了ページ
330
出版年月
2011年9月7日
査読の有無
招待の有無
掲載種別
ISSN
DOI URL
共同研究・競争的資金等の研究課題
研究者
三上 喜貴 (ミカミ ヨシキ)